主人公・正樹はかけだし作家である。
突然、妹の綾乃と一緒に小料理屋を営む親戚の家に下宿することになって、
引っ越しも終えた数日後。
最近、新たな仕事でエロ小説の話を受けたのだが、これが思うようにいかず、
担当編集の佳代からの催促がキツく、精神的にも追い詰められつつあった。
そんなある日、頭を抱える兄の姿を見かねた綾乃が一言。
「協力してあげよっか?」
原稿とリアリティの追求と男の欲望のため、綾乃の誘いに乗って関係を持ってしまった正樹は、
さらに親戚の姉妹とも急接近。
恋愛に縁がないと嘆く親戚のお姉さん、由香里の愚痴を聞いているうちにHな雰囲気になったり、
その妹である舞佳のオナニーを見てしまい、そのままHになだれ込んだり……。
正樹は経験を生かして、エロエロな小説を書きあげることが出来るのか?
「この小説はエロいですか?」
「はい、実体験です」
なんて売り文句が使えそうな状況だけど、果たして大丈夫?
締切の時間(タイムリミット)まで、あとわずか──
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